三溪園の路頭で見える関東ローム層の観察と今昔マップ

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ケン博士
サイエンストレーナーの桑子研です。このサイトで科学を一緒に楽しみましょう。

三溪園に部活動で引率した時のことです。今昔マップというものがとっても役に立ちました。それがこちらです。

今昔マップ https://ktgis.net/kjmapw/

撮影をしたところは、1945年のときは、海であったところです。潮干狩りなんかをやっていたとのこと。海食崖となります。上部の赤っぽいところ(上部の2〜3m積もっている層)が #関東ローム層 です。感動しました。関東ローム層は、今から約180~160万年から現在までの地質年代のときの火山活動に由来した火山灰起源の赤土です。

 

横浜・本牧の地層

によると、

地質は、上部は関東ローム層、下部は上総層群と思われます

関東ローム層
関東平野を広く覆う火山灰起源の地層群である[1][2]。第四紀更新世の火山活動によるもので、関東地方の特に丘陵や台地などを覆っている。

第四紀 は地質時代の一つで、258万8000年前から現在までの期間。
更新世(こうしんせい、Pleistocene)は、地質時代の区分の一つで、約258万年前から約1万年前までの期間。第四紀の第一の世。かつては洪積世(こうせきせい、Diluvium)ともいい、そのほとんどは氷河時代であった。

上総層群(かずさそうぐん)は、関東平野の基盤をつくる海成堆積層である。

第三紀鮮新世 – 第四紀更新世古期(280万〜50万年前/テフラ層序年代・フィッショントラック年代)[1]までの一連の海成層で、砂岩、泥岩および凝灰質砂礫などからなり、三浦層群を不整合に覆い房総半島南部や多摩丘陵では広く地表に露出しているが、下総台地や武蔵野台地では下総層群に覆われ関東地方の基盤をなしている。

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